任意売却の3つのデメリットと3つの要注意点について詳しく解説します!

 
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任意売却を調べていると・・・

 

「良いことばかり書いてあるけどデメリットはないの?」

 

そう思うことはないですか?

 

そもそも任意売却とは?

 

この記事では、任意売却の3つのデメリットと3つの要注意点を書いていきます!

 

この記事はこんな人におすすめ

  • 任意売却を検討している
  • 任意売却が最良の方法なのか知りたい

 

任意売却に3つのデメリット

リスク

 

率直にいうと…

 

デメリットはあります!

 

では、どんなデメリットがあるのでしょうか?

 

1.信用情報に傷がつく(ブラックリストに載る)

 

任意売却によって信用情報に傷がつく、ということではありません。

 

任意売却ができる前提条件に、『住宅ローンの滞納が3か月以上発生する』という項目があります。

 

そして、ローンの3か月以上の滞納をするとブラックリストに載ります。

 

ですので任意売却自体ではなく、3か月以上住宅ローンを滞納することが信用情報を傷つける原因となります。

 

2.通常の売却と変わらないので、内覧立ち合いなどの手間がかかる

 

競売の場合は購入希望者に家の内部を見せる必要がありませんが、任意売却の流れは通常の売却と変わりませんので、購入希望者に内覧をさせる必要があります。

 

内覧をしたからと言ってその購入希望者が絶対に物件を買ってくれるわけではありません。

 

そのため、購入が決定するまで内覧に立ち会う必要があります。

 

3.引っ越し代は自己負担になる場合もある

 

任意売却のメリットのなかに持ち出し費用が0でもできる(引っ越し費用を出してもらえる)、というものがありますが…

 

これは必ず引っ越し費用が貰えるというわけではありません。

 

競売では引っ越し費用を出して貰える可能性が0ですが、任意売却では債権者・買主の『善意』で支払って貰える可能性があるよ!ということ。

 

任意売却でも引っ越し代を払わない方針の債権者が多いので、最初から期待せず、自力で引っ越し費用は用意しておいた方が良いでしょう。

 

任意売却の3つの要注意点

 

では次に任意売却の3つの要注意点について見てみましょう。

 

1.売買価格の交渉がうまくいかない場合は、金融機関からの同意を得られない場合がある

 

抵当権がついたままの物件(ローン残高がある物件)は、売却には債権者の同意が必要です。

 

  • 売却価格が低すぎる
  • 競売手続きが開始されている
  • 支払い可能な連帯保証人がいる
  • 税金などの差し押さえがある

 

上記のような場合には、債権者である金融機関は任意売却に同意してくれない可能性があります。

 

「同意が得られない」ということは、任意売却自体ができないということです。

 

2.連帯保証人などの同意が得られなければ、任意売却ができない

 

任意売却するには、その物件に関する連帯保証人などの債務者にも同意を取ることが条件になります。

 

任意売却の後も残債(住宅ローンの残り)がある場合は、連帯保証人にも支払い義務が残ります。

 

なので、連帯保証人が住宅の売却金額に納得して同意してくれない場合は任意売却自体ができません。

 

3.競売にかけられる期間内に売却ができない(買い手がつかない)可能性がある

 

住宅ローンの滞納から13カ月~16カ月程すると、『競売の期間入札通知書』というものが送られてきます。

 

この書類には、競売の開札日が記載されていて、この開札日というものが任意売却のリミットです。

 

任意売却が開始できるのは厳密に言うと開札日の2日前まで。それまでに全債権者、債務者の同意を得る必要があります。

 

そして、競売で落札者が代金を支払うまでに任意売却で物件を売却できることができるのですが、落札者の同意が必要になります。

 

落札者が代金を支払ってしまったが最後、物件はあなたの物ではなくなるので任意売却はできなくなります。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

この記事では、任意売却の3つのデメリットと3つの要注意点についてお話ししました。

 

まとめてみましょう!

 

 

任意売却の3つのデメリット

  1. 信用情報に傷がつく(ブラックリストに載る)
  2. 通常の売却と変わらないので、内覧立ち合いなどの手間がかかる
  3. 引っ越し代は自己負担になる場合もある

 

任意売却の3つの要注意点

  1. 売買価格の交渉がうまくいかない場合は、金融機関からの同意を得られない場合がある
  2. 連帯保証人などの同意が得られなければ、任意売却ができない
  3. 競売にかけられる期間内に売却ができない(買い手がつかない)可能性がある

 

 

ただ、これらをまとめて注意点を言うとこうゆう事になります。

 

  • 任意売却をしたかったら急がないといけない
  • 絶対に売れるという保証はない
  • 内覧の手間がかかる
  • 引っ越し費用が必要

 

上記を理解して任意売却ができれば、デメリットは無いのではないでしょうか。

 

住宅ローンが払っていけない…と感じたら・・・

 

デメリットを考えるよりも『いつから任意売却に向けて行動していくか』が成功のカギになりそうですね!

 

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