2017/09/18
家を売りたい!!成功するために欠かせない「3つの絶対的なポイント」とは
家を売るときは、あなたにとってのビックイベントです。
「何に気を付ければ、高く家を売ることができるのでしょうか」
今日は、家を高く売るために、知っておきたい「3つのポイント」についてです。
それでは、どうぞ。
「家を売る」ための「一連の流れ」について
まずは、家を売るときの「一連の流れ」を把握しておきましょう。
- 不動産屋さんに査定をお願いする。
- 気に入ったら、その不動産屋と契約の手続きを行う。
- 不動産屋から、買いたい人のオファーの詳細を聞く。
- 気に入ったら、買い手との売買契約を結ぶ。
- お金の精算をする。
今回は、特に重要な最初の「3つのポイント」について、詳細に見ていきます。
①不動産屋さんに査定をお願いする。
まずは、不動産屋さんに「売りたい家」の査定をお願いすることから、始まります。
このときの、ポイントは「複数の不動産屋」に査定をお願いすることです。
その理由は、各不動産屋さんによって、査定価格が異なるためです。
たとえば、
- A社 ⇒ 1500万円
- B社 ⇒ 1700万円!!
- C社 ⇒ 1300万円…
ということがよくあります。
差額にして±200万円です。この差って、かなり大きいですよね。
なぜ、不動産屋さんによって査定価格が違うのか。
それは、「不動産屋さんの手腕が異なるため」です。
「そんなんで家の価格が変わるんかよ」と思われるかもしれませんが、実際によく起きるんです。
その理由は2つあります。
- 売買事例の実績ノウハウがあるかどうか
- 営業マンの性格が強気か慎重か
です。
1つ目の理由「実績ノウハウ」の違い
今までの売却経験数が多い不動産屋ほど、自社のノウハウが多いです。
彼らは、独自のデータベースを設け、そこで情報の管理を行っています。
そのため、経験に裏付けられた価格を提案します。
一方、実績が乏しい不動産屋の場合、経験に裏付けられない推測に頼る一面があります。
そのため、不動産屋の「実績ノウハウ」によって、査定価格が異なります。
2つ目の理由「性格」の違い
これは、担当する営業マンによって、違います。
その営業マンが「強気な性格」である場合、高めな査定価格を掲示してくることでしょう。
それは、自信があるためです。
しかし、「楽観視」する傾向もあるため、必ずしも高く売れるかどうかは、わかりません。
あなたの「人を見る」能力が試されます。
一方、営業マンが「慎重な性格」である場合、現実味のある査定価格を掲示します。
それは、冷静に相場を見据えているためです。
その場合、平均程度の査定価格になりますが、売れる確度は高まることでしょう。
必ず「複数」の業者にお願いをし、あなたが納得できるパートナーを見つけましょう!!
②気に入ったら、その不動産屋と契約の手続きを行う。
複数の査定を出すことで、あなたは「今売りたい家の相場」もなんとなくわかり始めたことでしょう。
実際に不動産屋さんの営業マンに会った人もいるかもしれません。
彼はどんな性格だったでしょうか。
あなたの最適なパートナーを見つけたら、次にすることは、不動産屋さんと「売却契約」を行います。
ただ、売却契約は「3種類」あり、かなり複雑です。
それぞれ
- 一般媒介
- 専属媒介契約
- 専属専任媒介契約
です。
ここでは、簡単に説明しますが、今度、それぞれのノウハウなんかも、公開していく予定です。
①一般媒介
一般媒介は、依頼する不動産屋さんを「複数」に依頼する方法です。
特徴としては、より良い条件「高い売値」の条件で、売れる可能性があります。
ただ、よほど優れた物件でない限り、「一般媒介での売却は難しい」とされています。
それは、不動産屋さんが「時間と手間をかけても、売れない物件」だとわかった場合、不動産屋さんのモチベーションが上がらないためです。
そうなった場合、不動産屋さんは、積極的に売却活動を行わないことになります。
なので、「多少時間がかかってもいいから、高く売りたい」という方に、「一般媒介」は向いています。
次は、複数に依頼することができない「専属の契約」についてです。
②専属媒介契約
専属媒介契約は、依頼する不動産会社を「1つに絞り」、そのうえ「自分で見つけてきた買い手」との契約も可能です。
ただ、あなたが知り合いが多いなどの、特別な「流通ルート」がない限り、自分で買い手を探すことは難しいため、一般的な個人である場合、次の「専属専任媒介契約」がよく使われます。
③専属専任媒介契約
専属専任媒介契約は、依頼する不動産会社を「1つに絞り」、かつ「自分で見つけた買い手との取引を行ってはいけない」契約です。
先ほどの「専属媒介契約」よりも、しばりが強い分、依頼された不動産屋は、必死になって、あなたの家の買い手を探します。
たとえば、この契約を結んだ不動産屋は、必ず1週間に1回以上「どんな売却活動をしたのか」「お問合せがどれくらいあったのか」を報告しなければなりません。
そのため「特に早く家を売りたい」方は、この「専属専任媒介契約」がよく使われます。
ただし、悪質な不動屋さんも、この業界の中にはいます。
絶対に、そのような悪質な不動産屋さんと、この「専属専任媒介契約」を結んではいけません。
そうなった場合、「家を安く売られるか」あるいは「異常な契約の維持費」で、あなたの財布からどんどんお金が出ていくことになるでしょう。
自分の状況に合わせて、適切な契約方法を選びましょう!!
③不動産屋から、買いたい人のオファーの詳細を聞く。
不動産屋と契約を結んだ後は、自分の家の「売り広告」が始まります。
その広告を見て、「あなたの家を買いたい」という人が出てきます。
その際に、「家を見させてほしい」という「内覧」に対応しなければなりません。
それもそのはず、その人にとっては「家を買う」わけですから。
買い手と日程を調整し、実際に内覧がこれから行われていきます。
その際のポイントとしては、「買い手にとって魅力的」と思える状況にしておきましょう。
たとえば…
- 玄関に消臭剤を置く。ただし、香りには、好き嫌いがあるので香水は避けたいところです。私はよく「コーヒーの豆」をお洒落に置いておきます。
- 窓を開けて、換気を良くしておきましょう。
- 玄関、廊下、部屋、トイレなど、目に入るところは、きれいにしておきましょう。
- 自分の家で自分が不便だと感じている点は素直に伝えましょう。
- ひびや汚れがある場合も、素直に伝えましょう。買い手と信頼関係の構築が、今後の売買契約へとつながります。
などです。
買い手にとっては「どんな人が住んでいたのか」も、大事な判断材料です。
必ず、買い手の気持ちになって、迎い入れましょう。
おわりに
以上「家を売りたい!!成功するために欠かせない「3つの絶対的なポイント」とは」でした。
それぞれ、
- 複数の不動屋さんに査定をお願いすること
- 自分の状況に応じて、売却契約を選ぶこと
- 内覧希望者には、買い手にとって魅力的な状況にしておくこと
でした。
家を高く売るためには、この3つを必ず押さえておきましょう。
最後までありがとうございました。
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